あ〜あ、ブログ書くのめんどくせえな。

ああ、めんどくせえ。

 

そう、めんどくせえのである。

 

これは毎日思っています。でも毎日書くと決めたので書くわけです。

本質はどこにあるのでしょう?

めんどくさいブログを毎日書くにたる理由の本質ってなんなんでしょう。

そんなめんどくさいことをやってる暇があるなら、動画編集してもっと頻繁にあげられるようにしたらいいじゃないですか。その方がよっぽど多くの人に見てもらえます。こんな文字だけの殺風景なブログ書いてる暇があるなら、その時間に他のことしたらいいじゃないですか。時間を有意義に使いましょうよ。どうせ書くなら、自分もいいね押してるから向こうからも押してもらえるインスタにポーンと画像入れてハッシュタグ入れまくって、当たり障りのないコメント入れて投稿すればいいでしょう。その方が効率的でいいでしょう。

そんなふうに、きっと、SNSをビジネスに活かそう!みたいなセミナーなら言うでしょう。

だ〜か〜ら、その逆をやるんです。

めんどくさくて、効率悪いからやるんですよ。

セミナー講師のいうとおりやってどうするんですか。セミナー講師は、あなたの仕事を成功させるために語ってるんじゃなくて、自分の仕事を成功させるためにやってるんです。そこに自分の居場所を求めてるんです。なんかこの人の言うこと聞いてたら成功しそうだなぁって話をして、聞き手を楽しませてるんですよ。そうやって、あくまでも自分の居場所を作ってるんです。ようはセミナー主のコンサートですよ。

私の好きな大河ドラマ、『真田丸』で、いまでも印象に残ってるシーンがあるんですけど、それは、真田家が敵味方に分かれる有名な場面があるんですが、ときは関ヶ原合戦前、それはいまで言う栃木の佐野ですかね、そこで、親子3人東軍西軍どちらにつくかを話合うわけです。で、まあそこでの決定は歴史的なものなので変わりないんですが、真田丸のシーンでは、どちらにつくか決まったあとの談笑シーンで、こんなやりとりがあったんです。兄の信幸が言います「背水の陣というのがありますが、あれは、川を背にすることで逃げ場のない決死の覚悟の戦いのことじゃないんです。川を背にすることで背後からの敵襲が防げるから、目の前の軍勢に集中できるし、こちらからは挟み打ちもできるというれっきとした戦術なんです。韓信が書き残しています」韓信っていうのは項羽と劉邦のころか三国志のころかちょっとあれですが、とにかく昔の天才軍師です。

で、それを聞いた父昌幸がこう言いました「なるほど!それはいい策だ!さすがは韓信!、、しかし、どれほどいい策でも、書き残されてしまっては、もう使えないな」

このシーン見たとき、私は「ああ、三谷さん(脚本は三谷幸喜)は、なんたらセミナーとか嫌いなんだろうなぁ」と感じました。

要は、勝つためのノウハウは自分の頭で考えて行動してそこで出た結果を受けて、また考えてを繰り返して得るものであって、成功者の体験聞いたところで他と比べて優位になるノウハウにはならないってことでしょう。

私は昼メシ抜いて痩せたんですけども、まあ、それはダイエット目的じゃないですけど、結果として痩せたので、例えばですよ。それを本にしたらどうでしょう。一応、結果的にはダイエット成功者です。でも、そんなものは他の人の役には立ちませんよね。

本なんか絶対に売れません。

『何も食わないひたすら我慢の昼メシ抜きダイエット』

こんな本、世の女子たちは、絶対に手にしませんよ。なにかダイエットにいいとされる食べ物をお昼に食べるというのを教えてあげなくちゃ手にとってくれないんですよね。我慢って言っちゃったら元も子もないんです。

でも、我慢も慣れて習慣化できれば、もう我慢ではなくなってしまうわけで、どうやってそこにもっていったかっていうのは、これは自分だけのノウハウですよね。

だから、なんかめんどくせえなってことをやっといたほうがいいのかなと思ってるんです。

これはもうずっと思ってることで、めんどくせえことに慣れれば、めんどくさくなくなるってことを信じてるんです。

めんどくせえことが、慣れてめんどくさくなくなる、そこに至るまでのプロセスが自分だけのノウハウになるんじゃないかなぁ。

そゆことです。

 

くどい話、お察しのとおり、飲んでます