オリジナルTシャツ -販売開始-

以前より企てておりましたオリジナルTシャツの準備が整いましたので販売を開始したいと思います。

胸にハナブサオートのアイコンを大胆に刺繍したクルーネックの半袖Tシャツ。
シンプルながらも存在感を放つアイテムでございます。
ハナブサオートの持つアイデンティティをしっかりと主張し
あらゆるシーンで活躍できる汎用性が高いデザインとなっております。

 

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道行く人が思わず振り向いてしまうほど、印象的でデザイン性の高い刺繍。

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・サイズ

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・カラー:ホワイト、ネイビー

・価格:5980円(税込)※送料込み

・購入方法:サイズ、カラー、枚数を明記し

hanabusa8787@outlook.com  へ メールを送信ください。折り返しこちらよりご連絡をさせて頂きます。
 ※お支払いはお振込みとなります。

 

やってみなけりゃわからない

(この記事は2020年12月7日、8日、9日に投稿したものをまとめて加筆修正したものです)

 

やる前にこだわってることと、実際に行うことで出てくる感情には随分と違いがあって、いくら前もって想像してみても、実際のことをちゃんと把握はできないものです。

私は、室内で動物を飼うのが嫌ですが、あるとき縁あって柴犬の子犬をもらうことになりました。室内で飼いたい嫁氏に対し、私は絶対反対で外で飼うつもりでした。

しかし、ここで事件がおこります。

もらってきたその日に、私の不注意から、その子犬に逃げられてしまったのです。

時期は1月、連れて帰ったのが夕方でもう日が暮れる頃でした。

嫁氏が運転で助手席に子犬を抱っこした私、その子犬は車が苦手なようで、途中でゲロを吐いてしまいました。私の服だけで留めてなんとか家に辿り着き、シートを汚さないように、まずは車酔いしてヘロヘロになってる子犬を地面に置いたんです。ふらふらしてる子犬、私もゲロをこぼさないようにそろりと車から降りました、おかげで車への汚れは最低限で済ませることができましたが、かわりに、地面に置いた子犬がどこかに消えてしまいました。ちょっと目を離した隙に逃げてしまったのです。

あたりは真っ暗、見失った子犬をゲロまみれの服のまま探しましたが、その日、見つかることはありませんでした。

もう、この時点で、見つかる気がしません。そりゃそうです。つれて来ただけで、まだ飼ってないんです。ただ運んできただけの人に懐くこともなく、子犬にしたら、駐車場までしかきておらず、ここが帰る家にはまだなっていないのです。

とにかく暗いところで探してもどうにもならないということで、その日は探索を諦めたんです。

明けて次の日、うちは山を背負った場所にあるので、もしかしたらそこに潜んでいるかもしれないと、そこに入っていきました。そしたら、なんと!いきなりそこで、子犬とばったり出くわしました。

捕まえようとする私に対して、もちろん逃げようとする子犬、ここで第一回、大捕物帳が開始されます。走る子犬を追う私、足場の悪い山のなかを追いかけっこです。子犬にしても足場が悪いのでしょう、道路に出ていきました。私も走って追いかけますが、子犬といってもさすが柴犬、すばしっこくて追いつけません。道路に出て家の方に逃げてく子犬、追う私、家の囲いでくいっと90度転回して逃げてく子犬に私の足がついていかず、子供の運動会のお父さんばりに、そこで大転倒。また、子犬は山の中に消えていきました。

残念ながら取り逃がしましたが、ひとつ、山の中に潜んでいるというのが分かり、これはなんとか保護できるかもしれないと一縷の望みが出てきました。

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逃げられた当日は、子犬のもらい先との間に入ってくれた友人も飼い犬を連れてきて、後から動物好きのその娘まで来てくれて、夜更けまで捜索するものの見つけることができませんでした。

あけて翌日、何気に私が山の中に入っていったら、そこでばったり出くわし、逃走劇があったのは前述のとおりです。

そしてその日、まずは役場に状況を報告しました。そこで、保健所で罠を借りてはどうかというアドバイスをもらい、一路保健所へ。

まだ子犬、しかも首輪もなにもない無垢な状態から、誰かに拐われてしまわないかという心配も逃げられた直後にはありました。しかし、どうもあの子犬は臆病なようだから遠くには行かないのではないか、それとあのすばしっこさ、そしてひと懐っこさがまるでないことから、そういう心配はないかなという妙な安心感はありました。唯一、逃走劇を経験した実感です。

保健所から野犬生け捕り用の罠を借りてきました。とくに子犬用とかではないので鉄の格子のガッチリした檻でした。そこで職員に「一度失敗すると、もう入らなくなっちゃいますから慎重に」と言われ不安になりましたが、とりあえず持ち帰りそれを山のそばに設置しておきました。

しかし、簡単には入りません。罠には入らないですが、昼間、近くの畑に出てきては日向ぼっこをしている子犬の姿を何回か嫁氏が目撃します。

うん、やっぱり山が潜みやすいのかそこを抜けて遠くには行かなそうだぞと、腹が減れば罠のエサに来るはずだ。山を背負ったこの家の立地がよかった。じっくり待つことができる。

しかしこれがなかなか警戒心が強く罠に入りません。でも、夜寝室で寝ていると外から「きゅんきゅん」と鳴き声が聞こえることがあったんです。山の近くのこの家を気にしているのは明らかでした。

2日目の夜には子犬の母犬に来てもらったり、親戚で飼ってる柴犬に来てもらったり、なんとか誘き出せないかいろいろやってみましたが、反応はありつつも、捕まえるまでには至りませんでした。

保健所で借りてきた罠ひとつでは足りないからと、私の父親が畑を荒らすアライグマやハクビシン用に仕掛ける罠もセットしようということになって、それは保健所の鉄格子のガッチリしたものではなく、網張ってあるカゴのようなものです。そこにエサをセットして、嫁氏が日向ぼっこを目撃したあたりに置いておきました。

そして、運命のときがきます。

4日目の昼近く、そのカゴに何かが入りました。ホコリと体につく草のタネだらけで小汚い生き物でしたが、私が車で連れてくるとき「こまちゃん」と呼んでいたように、目の上にあるくぼみがいかにも困った顔のような子犬、まさに逃げられたあの子犬でした。

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さっそく、嫁氏が汚れた子犬をシャンプーしてキレイにしてあげました。

逃げられたばかり、とりあえずは保護して家の中においておきました。

この時点では、まだ私はやはり家の中で飼うつもりはありませんでした。犬小屋を用意したら外で飼うつもりでした。

しかし、保護した次の日、また事件が起こったのです。

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保護した当日、まだ子犬、時期も真冬で犬小屋も用意できていない状況だったので、ひとまず家の中に入れておきました。

一晩いっしょに家の中で過ごして、次の日、嫁氏も仕事があるので子犬をどこにおいておこうかと思いましたが、ちょうど私の実家に父親が手作りしたサンルームがあるので、そこにおいてもらうことにしました。

 

ちなみに実家の両親も犬を家の中で飼うという発想がありません。犬は番犬でしかありません。

そしてその日、仕事を終えて連れてかえりました。家の中に入れておくとオシッコをいつされるかわからないので、あたりは暗かったですが軽く散歩をしておこうと思いました。

飼い犬連れて一緒に捜索してくれた友人が、「首輪は抜ける可能性があるから、胴まわりで繋ぐやつの方がいいよ」と、子犬用のお古を持ってきてくれてましたので、それを装着して散歩に行きました。

とにかくいうことをきかない子犬で常にイヤイヤで思うように散歩もできません。しかたがないのでリードを引っ張るんですが、とにかく強情というか嫌がり方が半端じゃありません。友人が言ったように首輪だったら不安でしたが、胴まわりでつないでいるから大丈夫だろうと、そのままぐいぐい引っ張っぱります。すると一瞬、ぬるんっとして、直後、抵抗がなくなりました。

いったいどこがどうなってそうなったのかわかりませんが、あっさり抜けてしまいました。(プリンセス天功かよ)などと思う間もなく、拘束具から抜け出した子犬は、猛ダッシュで真っ暗な山の中に消えていきました。

また逃げられてしまいました。またもや首輪も何もない無垢の子犬状態です。もう絶望しかありません。嫁氏になんて言ったらいいのか。とにかく嫁氏に電話をして事態を説明して謝りました。「大丈夫、もう探してもどうにもならないからとにかく帰ってきて」と言われ家に戻ります。このとき私の頭をよぎったのは保健所職員の「一度失敗すると、もう入らなくなっちゃいますから慎重に」の言葉です。もう、罠で捕まえられないのなら、どうしたらいいのか。

家に戻ると平常を保とうとしていた嫁氏も泣き崩れます。最初の逃亡の4日間の、あの雲を掴むような捕獲劇をまた繰り返すのか。つれてきてからまだ1日しか飼えてません。さすがにもう捕まらないのではないか。このときばかりは2人とも半ば諦めかけていました。

夜動いてもどうにもならないというのは経験済みなので、次の日、ダメ元でまたカゴの罠を仕掛けようということにして、もし捕まったら今度は家の中で飼うという約束をしました。

開けて翌日、また父親お手製のカゴの罠を畑に置いておきました。

私もその日ばかりは仕事も手につかず、ちょくちょく現場に行っては双眼鏡で罠の様子を見ていました。

昼近くにまた現場に見に行くと、父親の姿があります。(あんまりうろうろしちゃうと出てこないから行かない方がいいのに)と思いながら手元をみるとカゴを持って、その中に何かが入ってるのが見えました。すぐさま双眼鏡で覗き込むと、なんと、生き物が入ってるじゃないですか。こんな真っ昼間にハクビシンが掛かることはないだろうし、だからと言って一度罠で捕まえてまた逃した犬も掛かることはないだろう。しかし確実に生き物はカゴの中にいます。茶色い生き物です。そうです「こまちゃん」です。

同じ罠に2度掛かる犬は稀なのかもしれませんが、その稀がこの子犬でした。相変わらず困った顔をしていました。

とにかくこうして2回目の逃亡劇はなんなく解決したのですが、さあ大変なのはこれからです。家の中で飼う約束をしてしまったから、ここから排泄物との戦いがはじまります。

トイレシートを置いても、まったくそこにしてくれません。別なところにしてしまうから、今度はそっちに敷いておくと、また別のところにします。延々とイタチごっこを繰り返した結果、ほぼ床全面にトイレシートを置くという事態にまで発展します。おしっこだけでなく、うんちまでするからなかなかキツいものがあります。こんな生活がずっと続くのかと思うと絶望しかありませんでした。むしろこっちがこまちゃんです。

あとから調べると柴犬は特に警戒心が強いから同じ場所にトイレをしない(匂いを分散?)傾向があるらしいです。と同時にキレイ好きでもあるから、自分の生活場所ではトイレをしないということもあるらしく、とにかく今はまだ子犬だから我慢も効かずにしてしまうんだろうと自分を納得させこっちが我慢してました。

月日は流れ成長すると共に、家の中でうんちおしっこをしなくなりました。そうやって今に至るわけですが、壁や床やベッドなど木をかじられたりもしつつ、それでも今では外で飼うなんて考えられません。考えられませんどころか、家の中でもケージもなく自由にさせていますし、一緒の布団で寝ています。

実際に飼う前の、家の中で動物を飼わないという強いこだわりも、きっかけは自分のミスの負い目からですが、飼い始めるとまるっきり覆ってしまうという。

そういう、

「やる前に頭で考えてるのと実際やってからはまったく違う考えになることがあるよ」

ということの例え話として軽く言うつもりで書き始めたら、いつのまにやら長編になってしまったこの日記。これも、考えてたのと実際書くのとは違ってしまっているので、つまりは、

やってみなけりゃわからない

って話でした。

 

ちなみに、昼間は実家に預ける、というのを続けた結果、犬は外で番犬という発想しかなかった両親も、首輪を付けた状態で預けると「可哀想」って言ってすぐ外すようにまでなってしまいましたとさ。

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ブログ再開

Twitterが突然に閲覧制限し出して、1日の制限数に達するとツイートはできるもののタイムラインが見れなくなり、

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こんな表示が出て、制限に達してからした自分のツイートだけが積み重ねられて、自分だけ取り残された世界の終わりのような状態になる。

 

ま、いままで無料で便利に使ってきたわけだから、こうなったところで仕方ないよねと思いつつ、有料で使っている人もいるわけでそれはそれで気の毒ではある。

新規アカウントで500件、それ以外の無料利用者は1,000件までのところ有料の人は閲覧数が10,000件と多く設定されているものの、この認証マークがついた有料で利用しているアカウントいわゆるツイッターブルーの人は、そもそも、より多くの人にフォローして欲しかったりツイート見てもらいたかったりで課金してると思うんだけど、肝心の気軽に見る側である無料利用者の方の閲覧数を低くしていて、それでは多くの人に見てもらえなくなってしまう。制限をせざるを得ない状況だとしても、この、有料、無料、新アカウントで閲覧できる数を変えるという処置には疑問しかない。あとはプロモツイートで広告出してるところにはどういう話をしているかが気になる。広告入れといて見る側の閲覧数の制限とか意味不明だ。

便利なものなので有料なら有料でいいと思うんだけど、これでは課金する気にはとてもなれない。

ちなみに、このブログは私自身がブログにチラつく広告に対してとても不快感があるので、広告の出ない有料プランでやっています。これが例えば、「有料ならブログたくさん見れますよ、無料は見れるブログの数を少なく制限します」なんてことになれば、そんなもん読んでほしくてここを利用してるのに、自分が読める数を多くされてもそんなものに課金する意味がないです。プロの作家でもあるまいし、なんで読んでもらう人たちに有料で提供できるんですか。

ほんと、SNSってのは事前アナウンスもなく、たったひとりの思いつきで、いきなりサービス使えなくなるような危ういものなんだということを認識したできごとでした。

ツイッターだけじゃなく、ホームページもあってよかったし、YouTubeもやっててよかったし、このブログもやっててよかったです。分散はしておくべきですね。しかしまあ、これらもいつ、いきなりどうなるかも分からないから、オフラインの自分の体のある身の周りをしっかりしておくというのが最も重要ですね。

というわけで、ツイートあんまりできないから、ブログも書いていこうと思います。

 

鈑金屋は2度独立する

(この記事は2020年12月28日、29日、30日の日記を一本にまとめたものです)

ちょっと昔話していいですか。

以前うちって、ディーラーの下請けやってたんです。◯ンダ系ディーラーから鈑金の仕事をもらってました。最初の頃は、もちろん一般鈑金の仕事をもらってたんですが、うちはひとりで営業してたので積載車で納車引き取りをやってたんです。

いまは使わないから積載車は手放してますけども、とにかく、そこのディーラーではうち以外にも何件か鈑金工場に出してましたが、他は2人で来て納車引き取りをやってたりしました。

で、うちは積載車があるからと、いつからか新車の作業が回ってくるようになったんです。それがかなり問題のある仕事で、新車に社外エアロを付けた仕様をそこの系列店舗でオリジナル販売しだしたんです。

その社外エアロの取り付けをやらされるようになってしまったんです。納車前の新車だから自走で引き取りというわけにはいかないですからね。

で、ホンダだったら、あ、ホンダいうてもうた。◯ンダだったら、モデューロだったり無限だったりのエアロなら新車で付けて販売してもいいでしょうけど、そうじゃない、一般的な社外エアロメーカーのエアロを新車につけて販売しだしたから、さあ大変だ。

これは、いろいろと面倒なことになりますよ。

お客さんは新車のつもりで買ってますでしょ。でもね、クルマに社外エアロを付けるっていうのは、本人が好んでやるならいいけど、不具合出たらどうすんのって感じですよ。社外エアロの実情を知ってる鈑金屋からしたらね。

で、そこのエアロメーカーもディーラー卸す用だから色も塗ってあるんです。

だから、うちでやるのは取り付けのみ。フロントバンパー、サイドステップ、リヤバンパーの3点キットです。このね、社外エアロのバンパー交換タイプってのが曲者で、合わないときは地獄ですよ。

普通はね、フィッテング作業してあわないとこは加工してから塗装するの。合わないんだから社外エアロなんて。

それが色つきで来てんだよ。どうやってフィッテングすんのって話。

フィッテングで割れたりしますよ。お客さんが選んで社外エアロ買ってつけてくれって言ったんなら、問題箇所は追加で料金掛かりますよって言えますよ。それが新車についてくるエアロの取り付け時に、例えば割れたらお客さんからお金取れます?

もう、この時点で、時空がねじ曲がってるのが分かりますよね。

曲がった時空の皺寄せはどこに来ますか?

取り付け業者です。はい、わたしです。

固定額、ディーラーから決められた3点エアロの取り付け工賃は15,000円です。積載車で取りに行って積載車で納車します。取り付け時には割れます。割れたらその割れは直します。割れを直したら塗装しなきゃなりません。塗装もします。

15,000円です。

私も若かったからね、頭に血が上り始めグツグツしてました。

そこで、あるとき事件がおこります。

この社外エアロメーカーのサイドステップは、ドアとサイドシルの隙間にはめ込んでビスどめタイプじゃなく、サイドシルの腹に両面テープで貼り付けるタイプだったんです。

このタイプのサイドステップをお客さんに取り付け頼まれてたとしたら、サイド貼り付けだから、あとあと両面テープのとこ浮いてくるかもよ。って言えるんです。ま、浮いてきたらまた来てよ的なことも言えるでしょう。

それが新車買ったときについてたエアロが浮いてきたらお客さんは、どうなります?

性格にもよるでしょうけど、そのお客さんは激怒したらしいです。そして、その激怒は担当営業から私に向かいます。元請け様の営業マンから激怒された下請け業者の私は、弱い立場、当然、

 

 

大激怒ですよ。

若かったからね。

「おまえら、ディーラーが、社外エアロ付けて売るなんてくそみてえなことやってるからだろうが!これは直すけどな、もう、お前らのとこの仕事はやんなえからなボケ!」

 

ってなりますよね普通。

そしてディーラーの下請けとしての取り引きは終わりました。

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塗装済みのエアロ3点キット。

フロントバンパー、サイドステップ、リヤバンパー。

これの取り付け工賃、元請けから決められた額は15,000円。

何件かある下請け鈑金屋の中で、当時、うちだけが積載車を持っていたがゆえに、こればっかりをやらされるようになってしまいました。

それでも「15,000円ならこんなもんだろ」的な手抜きはした覚えはなく、取り付け時にちょっとでも割れればそれを直して納めてました。

ところがある時、フロントから電話が掛かってきます。

「エアロが浮いてしまったので直して欲しい」ということでした。

私はすぐにわかりました。エアロメーカー指定の取り付け方では、あり得る不具合だったからです。

取りに行く道すがら「今度はメーカー指定の取り付け方じゃなく、こちらで用意した接着剤で付けるしかないな」と、不具合でたら直せばいいくらいの感覚でした。

しかし、営業所についた私を待ち受けてたのは、激怒している営業マンでした。

引き取りに行った私にその営業が開口一番こう言い放ちました。

「お前!なに手抜きやってんだよ!お客さん怒ってるぞ!」

私にしたら、「は?」です。謝る気なんてさらさらありません。

というか、なんだよ手抜きって?

「おいおい、それはエアロメーカーに言えよ」と私。続けてこういいます。

「大体な、新車に社外エアロつけて売るとかバカみてえなことやってっからだろが」

そしたら営業、

「お前、会社の方針に口出しすんのかよ!」

ときました。

口出しもなにも、サイドステップの両面テープのとこがちょっと浮いただけです。そんなものは社外エアロ、そして、このメーカー指定の取り付け方であればあり得る不具合です。サイドステップが取れて飛んでったわけでもなんでもないんですよ。そうならないようには付けてますしね。

両面テープのとこがちょっと浮いた。たったそれだけのことで客が激怒するようなものをなんで付けて売ってんだよってことですよ、こっちにしたら。

社外エアロのデメリットをちゃんと説明しないで売ってっからこういうことになんだろうが、ということですよ。

「どうでもいいから、直んのか直んねえのか、どっちなんだよ!」

ときたから、こっちも怒りが頂点です。

「これは直すけどな、お前らのとこの仕事は2度とやらねえからな!」

そして、今度は2度と外すことが出来ない接着剤を用いて、ガッチリ取り付けして納めました。そもそも最初から2度と外せないように付けることはできたんです。でもね、新車に取り付けだから、両面テープ浮くデメリットは知りつつも、2度と外れないってのはまずいかなと考えて、両面テープ浮くくらいのデメリットなら許容範囲かなと考えてやってて、決して手抜きしたわけではないんですよね。

それを作業者の話も聞かずに頭ごなしに「手抜き!」と罵ったわけですから、許せるわけもないですよ。

そんなことで、わたくし下請け側から、元請け様を切らせていただいたのでした。

 

ブチ切れてタンカきったのはいいが、さあ、仕事が無くなるぞ、大変だ。

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あんなこと言い放ったはいいけども、冷静になってからは、

「ディーラーからの入庫無くなってどうすんだよ〜」

と不安になってきます。

当時、2代目ステップワゴンの頃で、これが、あの、社外エアロ仕様も売れたもんだから、かなり忙しく、次から次へとその作業だったんです。

私はわりかし若いうち、26歳で独立して、この時は30くらいでまだ独身でした。なので、その部分では身軽だったというのもありますけど、それでもずっと入ってたディーラーからの仕事が一切なくなるとなるとかなりのダメージです。だんだん吐きそうなほどの孤独に襲われます。

モータースや中古車店、カスタムショップなどからもちょっとは入庫があったんですけども、このままじゃダメだと直需客獲得の必要性を感じました。

この時、2002年から2003年くらいのことです。

今思えば、なんであんなことしたんだろと思うような、新聞広告だったりポスティングなんかもやったりしました。ポスティングは、業者にチラシを作ってもらって、それを自分で手配りで個人宅のポストに入れていくというものです。

結構配りましたけど一件の問い合わせも来なかったですね。

で、ここで「もう紙はらちがあかん」とホームページの作成に取り掛かり出します。2003年当時は鈑金屋でホームページ持ってるところがまだまだ少なかったです。

今は無いですが、その頃はYahooでホームページのカテゴリ分けがあり、都道府県ごとの鈑金屋のカテゴリもあったんですけど、うちでホームページ作ったときには県内ではうち含めて6件しかありませんでした。

それで、他のホームページはあまり更新がされてなかったんですけども、うちは実際やっている作業を公開するかたちで更新していきました。

その頃って、インターネットでは、簡単なHTMLで作ったサイトに、画像と共にひょうげた言い回しでネタ文を綴るという『テキストサイト』が流行ってた頃で、面白かったのでそれらを参考にしてホームページを作りました。

画像と文章を交互に入れてくテキストサイトの形式は、作業を説明するにも合ってたんです。

で、作ったホームページにアクセス促すようにアドワーズ広告をやりました。

検索ワード、たとえば「クルマ キズ修理」というワードを設定しとくと、そのワードで誰かが検索するとうちのホームページがトップに出て、クリックされると、そのワードワードで単価が違いますが、ワンクリック何円とかが掛かるんです。予算設定してそれが無くなるとそれ以上は表示されなくなるというものです。

そんなふうにやってたら、ちょこちょこホームページから入庫が来るようになってきて、その後、更新はブログに移行していきます。

ホームページで作業を公開していく中で気をつけようと思ってたことのひとつに「良く見せようとしない」というものがあります。いわゆる目を引くビフォーアフターはやめようと思ったんです。

壊れた状態から完成品を良く見せることが宣伝になると思いがちですが、自分はそうは思いませんでした。

とにかく、地味でも実際にやってる作業そのものを見てもらうようにしたんです。

なぜかというとそれは、あのディーラーとの一件があったからです。

あの営業マン、もちろんお客さんもでしょうけど、なんでたったあれだけのことで激怒したかというと、それはもう単純明快、理由はたった一言ですみます。

 

 

「知らないから」です。

 

社外エアロが完璧なものでは無いというのを、作業してれば知ってるんですが、売りたい人は完成品を良い写真使ってデザイン加工もするでしょう、とにかく『完成品』を良く見せて売ろうとします。だから作業途中は見せないんです。

それ見て買った方は、あの綺麗に撮影されたカタログの完成品のエアロが、気温変化で変形して浮いてくることなんてこれっぽっちも想像しないんですよ。素材も作る工程も見てないから。

だから、不具合がちょっと出ただけで激怒するんです。

怒るのは、知らないからなんです。

だから、そういうことを徹底的に説明しようと思ったんです。

そうやって、作業での失敗や問題点や不具合もブログで出し続けました。写真も改まって撮ったりしません。いいカメラなんか使っちゃダメだとすら思ってました、作業の合間合間の汚れた状態を安いデジカメでちゃっちゃか撮ってそれを出すのがリアルだからです。

でもって最初のホームページ更新時代の文章なんてひどいもんでした。当時、担当していた税理士さんに意見聞きたくてホームページ見せたら

「う」じゃなくて「お」じゃないですか?って真顔で言われて、「ん」ってなりました。

「このとおりです」を

「このとうりです」ってずっーと書いてたり。

「こうすると、こうなります」みたいな、そんな感じの一言二言を画像と共に綴ってました。文章書けなかったから。

今でも誤字脱字はありますけどね。それでも、不特定多数に何かを説明するに足る最低限の文章を書けるようになったのは、下手でも、知ってもらいたいという目的のための行動を続けたからです。

そして、その説明の仕方は、今のYouTubeにも反映されていると思います。

撮り方だったり編集の仕方だったり、説明もそう、それは「知ってほしい」という作業ブログをコツコツ続けてたからこそ出来ているものだと思うんです。

だんだんとYouTubeも登録者が増え、今朝の段階で8800人のチャンネル登録をいただいてます。(2020年12月当時)そうやって、多くの人にみてもらえるようになってきましたが、ここにつながるきっかけとなったのは、元を辿れば18年前、あのディーラーとの一件だったのではないかというのを、むっちゃんの散歩中に思い出しこの話を書き始めたはいいけど、長くなって3日にわたってしまいました。

当時、鈑金屋は、直接お客さんに来てもらうような業種ではありませんでした。

あくまでも、ディーラーだったりモータースの下請けという形での存在でした。

「独立だ」って言っても結局は決まった元請けから言われるままにやらされる身です。それってほんとに独立なんだろうか。

鈑金屋はそこから、もう一度できる独立があります。

元請けを離れて直接お客さんに来てもらう工場になることです。

 

鈑金屋は2度独立します。今の時代ならそれが出来ます。

 

ボルボ960レストア全塗装完

今週火曜日にレストア全塗装でお預かりしていたボルボ、型的な言い方だと940系って言った方がいいのでしょうかね、よく分かりませんが。

と、言うように、うちは特定の車種、偏った系統の車種、輸入車に強いとか、そういった得意ジャンルというものが特にない工場です。ごくごく一般的な鈑金塗装屋からレストア屋へと変化していっただけにすぎませんので、ハチロクもそうでしたがボルボのこともよくわかってない状態で作業始まっております。ちなみに940はエンジンが4気筒で960は6気筒のモデルという違い。とにかく、ボルボと言ったらこれだよねという、カクカクしたボルボが940系。

手掛けさせていただいたのはボルボ960エステート。エステートはステーションワゴンのこと、同時に入庫した部品取り車がありましたが、そちらは960のセダンです。


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左のセダンの部品も使いつつ右のエステートをレストアしていくということで始まりました。

画像フォルダを遡ると一番古い写真が2020年12月ということで、実に一年半もの長期に渡ってのお預かりとなりました。

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一年半、作業にそれだけ掛かったかというとそうではなく、かなり中断期間も長かったです。なぜかというとハチロクレストアと同時入庫の期間があったからです。

この、ハチロクとの2台同時の期間は本当にキツかったです。先に書いたように、うちはレストア屋としてスタートしたわけではなく、あくまでも、ごくごく普通の鈑金塗装から変化していったわけですが、なぜそうしたかというと、それまでは元請けから仕事をもらっていて、そこでちょっと揉めてしまったからです。このことについては以前日記に書いています。元請けと揉めて入庫がなくなり直需のお客さんを増やしていかなければならないとなったときに、オーナーの不幸待ち、つまり、事故ってもらわないと仕事がないわけで、それを明るく楽しげに売り込むのは厳しいなと思ったんです。

そこで全塗装です。

本屋に行って「ホームページの作り方」という本を買ってきて格安全塗装を売りにしたサイトを作りグーグルアドワーズ絡めて公開しました。今ってどうだろうと思って「全塗装」で検索してみましたが、サイトも動画もものすごい数出てきました。今同じことやっても埋もれてしまって厳しそうですね。私がこれをやったのは19年前のことなので、出したらわりとすぐに反響がありました。

そして、本来は格安が売りだったんですが、格安な基本メニューでの施工というよりも、あれもこれも、とにかく長く乗りたいからきっちりやって欲しいというニーズが多かったんです。

格安とはどれくらいの価格かというと、フルマスキング、外側だけの塗りで20万円切るくらいの格安設定です。今じゃあり得ない金額です。

で、きっちりやって欲しいというニーズにお応えしつつ作業し、その作業は随時サイトで公開していったんです。そうすると、特に宣伝や営業かけるようなことをしなくても、次々と作業依頼が来るようになったんです。内容も全塗装からどんどんレストア寄りになっていきました。そして今から6年前になりますが、それまで普通の鈑金塗装屋として下請けでやっていた仕事を全部辞めてしまいます。この辺りも以前に書いたような気がするので詳しくは割愛しますが、そうやってレストアメインの今に至るわけです。Googleでは鈑金塗装屋は「車体整備店」とカテゴライズされるのですが、ごくごく普通の鈑金塗装屋であったはずのうちは「自動車修復業」のカテゴリーに入っています。この言い方を気に入ってツイッターのプロフィールにも書いています。

と、少々脱線しましたが、そのようにしてレストア屋となったわけですけども、周りにうちみたいなスタイルの工場って無いんですよね。だから、経営苦しくてもなかなか相談する相手がいなかったりで孤独感たっぷりなんですけども、まあ段取りについても手探りというか、経験していかないと分からないよねっていうこともあり常に勉強反省の日々なんですけども、今回のボルボ編については、とにもかくにも、ハチロクと同時進行で受けてしまったところが致命的にダメでした。ハチロク完成時の日記にも書きましたが、ハチロクも960も作業が進まない、お金がないで、これはもういよいよレストアやめるようかなとも思いました。

ちょうど今から一年前に酒をやめていますが、理由をいろいろ言ってますけど、収入が激減していたというのも実はそのひとつとなっています。

相当苦しい期間を経てますが、私の強みとしては、周りから修行僧とあだ名されるくらいに私欲を満たすためのお金が掛からないというのがあります。それでなんとか乗り切ることが出来ております。

と、そんなこと言ってちゃダメで、これは本当にありがたいことなんですが、お客さんの方から「自分で思った金額の1.5倍から2倍の金額にしないとダメです!」「その金額でもやるというオーナーの仕事だけを受けてください」「今が安すぎるから予約が大変なことになってるんですよ!」と強めにご意見いただいたりしてます。

安く安くと言う人が多い昨今、こういうふうに言ってもらえるお客さんに来ていただいてるわけで、それはもう金額には換算できない、数字にできない財産ですよ。何ものにも変えがたい大きな財産です。

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あ、値上げはしますよ。

見積り動画の意味

朝の散歩前に書き出してます本日のブログ。今日のうちに書かないと流れてしまうのでいつもよりちょっと早起きして書いてます。

まあ、朝とかどうとかそんなことはどうでもいいのですが、大事なのは、時間を置いてしまうと新鮮さがなくなるというところです。

ツイッターはもちろんのこと、ブログも動画も鮮度が命で配信してますのでネタをあたためるということはしません。実際「いいこと思いついた、後でブログに書こう」と下書きにメモ程度に書いたりしてるんですが、それを引っ張りだしてきていざ書こうと思っても私がそのネタに飽きてるので筆が(フリックの指だけど)まったく進まず、ことごとくボツになります。

というわけで、430が昨日完成納車となりましたのでそれに関することを今のうちに書きたいと思います。

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今回手掛けさせていただくときに新たな試みとして「見積りする様子を公開する」というものをやりました。

これの意味については、あまり頻繁に関わることのないであろうレストアというものを頼む側として、そこで出された見積りが高いのか安いのか適正なのかどうか「この作業にはこれだけ掛かります、こっちはこれぐらいです」とある程度の人の目があるところで公開することで安心していただくことができるのではないかというのと、書面で見積り書を出す手間を省くという目的がありました。見積書作成って結構な手間なんです。あとは、作業の様子と金額を公開する工場なんだという認識がされれば転売目的の業者からの依頼をブロックできるということ。ま、これについてはそもそも予約でかなりお待ちいただいてるのでそういう業者は予約の中にはいないと思いますが、、

金額気になる人って総額のことばかり聞いてくるんですけども、ひとつひとつ作業を積み重ねて仕上がるものだし、そこは説明しとかないとならないかなと思ってます。動画でざっくり過ぎる総額を言うだけだと、私が常に懸念している「金額だけがひとり歩きする」というのがあって「ハナブサオートのレストア費用は〇〇万円」というのだけが広まってしまうと厄介だからあのような形にしました。あくまでも、作業の様子を見ていただいてこその見積り公開なんです。だからあの動画は限定公開にしました。どこかの動画でも言いましたが、作業の様子を見ていただいてる方には公開してもいいけど、それを吹っ飛ばして見積り動画だけを見られるのは非常にリスキーなんです。

今、新たなチャンネルが始まっています。これは、サブチャンネルに最後にあげた(今は消えてます)動画へのコメントがきっかけになっていますが、もう、仕事をあげている動画は見たい人にしか見てほしくないんですね。なので、今回はサブでもメインでも新チャンネルはじめたことは言いません。ツイッターのみのアナウンスです。ひっそりと進捗報告用としてはじまりました。

予約をしっかりこなしていくため、動画には時間も手間もかけたくないので非常に短い動画になります。それでもやらないよりはやったほうがいいと思うので続けていきたいと思います。

でもまた、おかしな書き込み出てきたら新チャンネルに移動するかもね。

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と、もう散歩に行かねば。

ではまた。

目的を明確にし違和感を解消する

今日は作業してましたけど、動画の撮影はしておりませんでした。なのでYouTubeは無し。

YouTubeもですね、昨日のブログの話と通ずるものがありまして、メインチャンネルだけのとき週に一本二本程度だけ動画上げてた頃は、なかなか編集とか時間ばかり掛かって大変だったんです。それがサブで毎日あげるようになってからは随分と慣れて、良く言えば気負わなくなったというか、悪く言えばどうでもよくなったというか、かなり時間も短縮できるようになってきました。

まだ本数が少ないときは動画一本をどこかで「作品」として作っちゃうんですよ。まあ、それはそれで良いと思うんですけどね。しかし、うちには別に動画をあげる目的というものがあるんですから、それに適したものになってればいいんです。つまりは進捗状況です。

進捗状況出すのに凝った編集なんかいらないんですよ。極端に言えばニュース映像みたいなものでいいんです。そこにナレーションだけ入れて終わりで。

しかし困ったことにYouTubeというやつは、再生数というものがありまして、さらにアナリティクスという、知らなければなんにも気にならないのに、わざわざ見せてクリエイター(私が思ってるんじゃなくてYouTubeが配信者をこう呼びます)を気が気じゃない状態にさせる余計なお世話機能があるんです。

これを見てしまうと視聴維持率だの、過去10本中、同時間内での再生数の順位だのを出してきて、よければ↑マーク、低ければ↓マークでクリエイター(笑)の心を乱してくるわけです。

そうするとね、こっちも成績上げたくなるから再生伸びそうなネタを凝った編集で出さなきゃ出さなきゃって強迫観念に駆られてくるわけです。これは収益のアップダウンにももちろん影響してきます。うちは仕事でやっていることを出していますから、クルマのレストアが動画の内容になるんですけども、これの再生数の推移は車種によって上げ下げがあったりします。

つまり、収益を稼ごうと思ったら、人気車種の仕事だけを受けるようになってしまうよねってことなんです。

これが、仕事を出しているYouTuberの違和感になってるんですよね。

再生数稼ぐために人気車種の仕事を優先したいと思ってしまったりするわけです。実際、うちもYouTubeで知られるようになってきてからは、貴重なクラシックカーの依頼相談も来ています。受けたら伸びるなぁと思いながらも予約いっばいなので受けることが出来ません。残念ながら。

これを残念と思ってしまう、YouTubeからの収益なんてものがあるからこういう考えが頭をもたげてくるのかなと、これはもういっそのこと収益をオフにして、つまり収益無しの動画をあげていったほうがいいんじゃないかと。

お金を払ってもらうのはあくまでも仕事依頼をしていただいた方たちから、YouTubeからの収益はないものとする。収益無くしたところで、だって、多くの人に見てもらえる動画のプラットフォームを無料で使えるってだけで宣伝効果としては十分すぎますしね。このブログなんか年間8000円いくらか払って書いてるんですよ。

うちはあくまでも人様の車を扱っての動画ですから、それで収益得るのもどうかと思いますしね。車種の人気度によって収益分でサービス変えるとかしないとならなくなる。

違和感の解消のためには、まずは目的を明確にする必要があります。それはとにかく進捗状況を出すことに徹するということ。だから、その日の作業をその日のうちに出す。そんだけ。

そうなると、気負わないサブチャンネルだけで良いのではないかとなり、メインチャンネルいらなくね?ってなってきます。まあ、それは今日の話ではいいとして、明日からの毎日のサブチャンネルでは広告付けずにあげていくことにしようと思います。

去年はYouTubeの収益が、割に合わないレストア作業期間の、補助的収入源として助かったというのは事実、しかし、もうその段階は過ぎたと思っています。間接的な広告からの収益ではなく、直接お金を払ってもらうことで稼いでいきたいと思う次第であります。依頼いただいた仕事、あるいは、むっちゃんグッズとかねっ

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さてスペースギアは、まだ部品の組み付けがあります。フェンダーアーチモールだったり、あとこれもありますね。

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失くしてしまったルーフモール

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ジョイント部は作りました。

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肝心のモールは一昨日、出荷連絡が来たんだけどまだ届きませんね。

明日は来るかしら。