伏線回収

ま、伏線回収というほどのことでもないんですけどね。

今日のサムネでスペースギアがバンパー無しの姿だったんですけども、こちらではバンパーとグリルガードが付きました、という。

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そして動画で「この続きはTwitterとブログで」と言ったのでTwitterでも出しつつ久しぶりにブログを書いております。

去年、途中からサブで動画を毎日あげるようになってから、すっかりブログがおざなりになってしまいました。これはいかん、ということで、今年はちゃんと書こうと思うんですが、なぜブログを書くことにこだわるかというと

書くのがとてもめんどくさいからです。

はて?めんどくさいのになぜ書くかってことなんですけども、それは「めんどくさいことをやって、それをやり続けると、めんどくさいことに慣れて、他に差をつけられる」からです。

めんどくさいことって、みんなやりたくないんですよ。みんながやりたくないことっていうのは、やるとこれ仕事になるんですよね。ブログを書くことが仕事に直接はならんでしょうけども、間違いなく仕事に繋がります。

ハナブサオートという工場を知ったばかりの人が仕事を頼もうかどうか見定めるとき、ほぼ必ずと言っていいほど検索するでしょう。そうすると動画がアホほど出てきます。今日もツイートしてるし、ブログも書いてる。それを見てもらって気に入ってもらえれば、仕事依頼してもらえると思うんです。

これはあくまで、私が客だったらという大前提のもとの考えなので、そもそも感覚が世間とズレてたらアテにはなりませんが、でも少なくとも検索してもホームページも出てこなかったり、検索して出てきたブログが5年前の更新が最後でそれっきりだったら問い合わせずらいなぁと思っちゃいますね。そこでしか出来ない仕事だったら別ですけど。

私がやっていることなんかは、技術的には同業者ならやろうと思えば出来ることですからね。だだレストアなんていうのは同業者はやりたがらない。それはもう、めんどくさいからです。私ももちろんめんどくさいと思ってます。めんどくさいと思ってるからやってきましたし、今後もやり続けます。そうやってめんどくさいことに慣れてしまうとね、さらにいいことがあって、相見積もりを取られることがなくなります

そうですよね、他はやりたくないんですもん。

あとついでに言うと、ブログを書くということが、浮かんだ考えを文章に書くっていうことが、頭の体操になるような気がするっていうのもありますね。ひとの考えというものは取り止めもなく浮かんでは消えていくもので、誰かが書いたものに対しては「ああそれ考えたことあるわー」ってなるんですけど、じゃあその考えをそのひとみたいに文章にしてまとめられるかっていうと、これがなかなか出来なくて、ブログ書き始めたころなんか、真っ白の画面とにらめっこして2時間経過なんてこともザラでしたからね。まあ、それも上手い下手は置いといてとりあえず続けたらできるようになるし、毎日ブログ書いてましたからね。で、内容としては、誰かが何かしたことに対しての批判という、文章を書くにはとても脳が楽ちんな方向に逃げずに、自分発信の考えを書くということをやっていこうかなと思います。いやほんと他人の批判っていくらでも文章書けるんですよ。楽ちんなんです。楽なことやってても他に差はつけられませんからね。めんどくさいことに慣れないとね。

と、長くなりましたが今日の作業内容も紹介しておきます。

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ステップもバラしてたのを組んで、取り付けてというところまでいきました。

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左右と

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後ろもですね。

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バラした部品を組み付けるだけならちゃちゃっと終わるんですが、洗浄だったり、錆の処理だったりが途中途中に入ってきますから、まあ相変わらずゆっくり(ひとはゆっくり動いてないんですけどね)進んでおります。

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製作した木の台車も大活躍しております。

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ま、キャスター付けただけですけどね。

というわけで、1500文字くらいを目標にと思ってブログ再開しました。超えたので今日はこの辺で失礼いたします。ではでは

 

ものの価値感覚

納車後セキュリティの動作が完全でなく、それの手直しで月曜日にハチロク再入庫してました。すぐに直りまして昨日また納車となりました。

これでやっとハチロク編の完結です。

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最初レストアの相談いただいたのは何年前か今となってはちょっと分からなくなってしまいましたが、その数年後の2020年2月に入庫となりました。

実際はそのときまだ作業できる順番は回ってきてなかったのですが、車検が切れるタイミングだったのでお預かりしました。作業は数ヶ月に及ぶと予想されたからで、公道走らないのに車検通しちゃってたらその間もったいないですからね。で、実際作業開始できたのは4ヶ月後の2020年6月からでした。

そして数ヶ月どころかそこから1年以上掛かってしまったわけですが、まあなんというかですね、とにかくこういった仕事は同業者では受けるところはないですよ。単純に商売にならないからです。ネットの書き込みでは「ハナブサオートのハチロクは500万のレストア」という話が勝手にされてたりしましたが、そんな金額で受けるわけないし、それこそそんな金額で見積りだすことがあるとすれば、それは体良く仕事を断るためです。これは誤解を生む言い方になるかもしれませんが、はっきり言って

ハチロクに500万も掛けてレストアする価値はありません。

見下してるわけでもなんでもなく、ものの考え、自分の感じるクルマに対する平衡感覚の中での問題です。

今、旧車の価格が高騰してるのは周知のとおりです。好きなひとが手に入れるのに「機能の価値としてのクルマ」の金額以上の莫大な資金がいるということに対して私は「異常だ」と思う感覚を持っています。だから普段使いしないクルマ、いわゆるクラシックカーのレストアはあんまりやりたくないんです。だってそのクルマ、年間何キロ乗るの?車庫にしまっておくだけのクルマに何百万円も掛けてレストアするの?

価値観は人それぞれだから、してもいいと思うけど、私に依頼がきたら正直乗り気じゃありません。何百万円も掛けて、ほとんど乗らないとか、それ私が作業する必要あるかな?って思う。莫大な予算があるひとは社員抱えた有名なレストアショップに出してもらった方がいいと思います。

私は普段使いもちゃんと出来るクルマ、それのレストアならば、それなりに金額掛けてもいいよねって思うほうだし、それで安心して作業に取り掛かることができます。だからといって500万は言わないですけどね。しかし結果的に今回のハチロクは手間でいったらそれぐらい掛けてしまった。請求はしてないけど。

ほんとこの1年よく生きてられたなと思う。世の中コロナで客足減って経営大変だったところも多いと思うけど、うちは、作業をやりすぎて経営が逼迫してました。YouTubeの収益は微々たるものでも生活費の足しにはなったからなんとかなったというのと、あらたに借金もしたりして結構ギリギリ綱渡りでの営業でした。

やり出すと、やりすぎちゃうんだよなあ。

次からはキッチリやっても価格抑えるためにどんどんオーナーに手伝わせるようにしようかな。

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とにかく、私はたまに出かけるときに着る服はペラペラの安物でいいと思ってますが、毎日着る普段使いの作業着は安物は絶対に着ないです。そういう価値観の持ち主なんです。

オーナー曰く、ボディ剛性が上がったのが感じられるそうです。こういうのが感じられるレストアをやっていきたい。

戦力の分散

毎日更新していたサブチャンネルを今週からはやめているわけですが、ほんとはハチロクレストアを終えたキリのいいところでメインの方を休むつもりでした。

しかしまあ、サブを毎日更新できてたのはAE86やってたからなんですよね。ネタが豊富なハチロクの作業だからこそできてた毎日更新と、それをまとめてのメインチャンネル。笑っていいとも方式なんて言ってましたが、それができてたのはあの作業内容だからなんですよね。

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メインとサブ含めると、月〜日の休み無しで毎日更新してたわけですからこれまでが異常っちゃ異常なんですよね。

正直言うと、毎日あげるサブのあの感じもダレてきたかなって気がしてきました。

継続は力なりというのは間違いなく思っているんですが、その継続にあたる物事を長く続けるという行為が実に難しく「飽きてしまう自分」ここをどう対処するかっていうのが重要なんです。

そこで私がいつもやるのはマイナーチェンジなんですけども、サブを毎日あげててそれをやる余裕はちょっとないから、一旦休んでということになりました。

YouTubeに労力をかけ過ぎてまして、それをここらで分散させときたいんですよね。戦の戦術的には戦力の集中というのが重要ですが、なにも戦争してるわけではないので、逆の戦力の分散をしていきたいかなと。

それがホームページであり、ツイッターであり、この日記であり、YouTubeのメインであり、サブでありと。とにかく、冗談では言うことがあっても、決してユーチューバーにはなりたくないんですよ。

ユーチューバーのハナブサオートでなくて、あくまでも、ハナブサオートがYouTubeもやって発信してる、このYouTubeとの距離感を保つためにサブの毎日更新をやめることにしました。

そして発信先を分散していこうということになりました。

やっぱり進捗はツイッターが最も手軽で早いですからサブでの進捗はやめていいかなと。で、正式なお知らせはホームページ。YouTubeではサブは、なにか深掘りの説明があるときとか動画にしようかなと。メインチャンネルは自分で見返しても面白いっていうエンタメ性ありで行きたいですね。

ま、そんな感じでマイナーチェンジして発信を続けていきます。

 

で、本音言うのは日記かな。

毎日更新じゃなくなるよー

英語字幕を入れるようになったのをきっかけに、動画一本の内容を濃くしていこうというふうになって、それで、ちょっと時間が足りなくなってますね。

もちろん現場の作業とリンクしているから、内容を濃くするイコール、とにかく作業を進めるということになってます。朝もすぐに作業スタートで、夜には編集と、落ち着いてブログを書く時間が確保出来ずにいます。

そろそろブログの毎日更新のこだわりも捨てて、発信先の新たなバランス考えてやっていこうと思います。寝るのが趣味なので使える時間には限りがありますからね。

思えば、「今日は暇だな」という日が思い出せないくらい無いですね。

長い経営者生活の中では仕事が暇になることはありましたが、仕事が暇だと、いろいろ手を尽くしてなんとかしなければならないから「暇だ、やることない」ということはないんですよね。

ま、とにかく、ブログは書きますが、必ずしも毎日更新ということではなくなるかもしれません。

あとは、YouTubeではサブチャンネルもあるので、そっちもブログの要素入れて、更新頻度も上げていきたいと思います。

とりあえず今日は夕方サブチャンネルあげます。

 

酔っぱらいツイッターの仕切り直しをやっております。

ひとり上手

なんか定期的に訪れるルーチン見直しで、日記を書く時間が確保できてなく、毎日更新を落としまくっております。

でもまあね、ハナブサオートの発信先として日記もそのひとつに過ぎないんですけども、そのあたりも、もうちょっと最適化できるようにいろいろ試しながらやっていきたいと思います。

やっぱりあれですかね、動画なんですかね。

自分は、そのものの優劣は別として、文章のようなものを書くのも好きだからこうやって日記も書きますけど、実際見られる人数の多さからいったら、圧倒的にYouTubeの方なんですよね。これはメインチャンネルに限らず、サブでもそうです。

日記のアクセスアベレージは大体、1日300前後、つまりはひと記事での反応がそのくらいということですが、動画だと、サブでも一本300再生ということはなく、少なくとも一本、千はいきます。

でも、あんまり、サブに乗り気じゃない自分もいるんですよね。

 

メインを更新するときって、一回、ひとつ前の動画を見るんです。

繋がりありますからね。最後なに言ったかなとか確認しないと、話がバラバラになりかねないです。ま、でも、リアルな工程を連載してるので辻褄が合わなくなるということはありえないんですけど、それはいいとして、サブは、かなり手抜きです。

はい。かなり手抜きです。

自分は、なにかを世に出すときに、これまでも話してる通り、サービス精神を重要視してるんですが、その、サービス精神を最も与えたい人って、

 

 

 

自分なんです。

 

 

すみません、、、

 

自分が好きでしょうがないんです。

 

だから、自分で動画を撮っておきながら、編集して出来上がったものが、自分が面白いと思ったものじゃないと出せないんです。

 

で、ちょっと話戻りますけど、

次の動画の繋がりの都合上、一個前の動画を見るんですけど、

 

これがね、

 

面白いんですよ。

 

クルマ系ユーチューバーさんの動画見ますけど、どこと比べても圧倒的に1番面白いんですよ。

 

なんでかって?、

 

そりゃそうですよ。

だって、私が、発信者として「見せたいものを出してる」んじゃなくて、

私が、視聴者として「見たいものを出してる」んですもの。

そりゃあ、私が見て、面白いですよ。

 

 

そのかわり、ナレーション入れとかね、視聴者の私は求めますが、発信者の私は、ナレーション入れとか本気で嫌でやりたくなかったんです。

 

でも、私が心底やりたくなくても、見る方の私が、それを見たがってるんだもん。

 

サービス精神マンとしては、やるっきゃないでしょ。

 

そういう力学で、あの動画は作られています。

 

 

 

 

皆様。

私のひとり遊びに付き合ってくれてありがとう!

 

 

 

変化を嫌う人

なにかを変えると、かならず言われることのひとつに

「最初の頃の方がよかった」

というものがあります。

わたしは、自分が飽きてるものを、飽きてるまま惰性で作って、それを人に見せられるほど鈍感ではないので、前に戻ることはないし、このブログも自分が今読みたいことを書く感覚でいます。だから、前もって考えてたことを書くことはないし(前もって考えてたことは書くときには飽きてる)マンネリを延々と続けることもできません。

同じことを続けているように見えても細かいマイナーチェンジは常にしています。

それがないと継続ってできないんですよ。

で、「最初の頃の方が良かった」という人なんですが、そういう人に限って、最初の頃のことを知らなかったりします。

たまたま自分が知ったタイミングが、私のやってることの最初だと思ってしまうようです。

最初の頃の状態からマイナーチェンジを繰り返していってる途中で、そこで知ってもらって、それがいいと思ってもらったなら、それは変わっていくことを肯定しなくちゃ理屈が破綻してるんですけども、そこからさらに進もうとすると、なぜか、「なんで変えちゃうの?最初の頃の方がよかったのに」みたいなことを言うんです。

いやいや、あなたが最初と認識してる、まさにそこ自体が、それ以前から変えてきてるものなんですけど。って。

自分のやっている作業をネットで公開するということでいうと、「最初の頃の方がよかった」という意見を聞いてたら、私はいまだにホームページで更新してる状態でいなければなりません。YouTubeなんかやっちゃダメですね。

ついこの間も、試験的に英語字幕入れた最初の動画に「初期の頃がよかった」という、ああ残念だ、みたいなコメントついたんですけど、なにをもってして、どこを初期としてるのかがまったくの不明だし、とにかく変えることに拒否反応示すひとなのかなと思ってしまいます。

いろいろご意見は聞き入れてなんとかより良くなるように実践しようと努力するんですが、「初期の頃がよかった」っていうのはその努力をしようとしてる気持ちを削ぎますね。

 

だって、うちの初期の動画ってこれとか、、

https://youtu.be/gBb6AfaNu6U

これなんだけど、、、

https://youtu.be/ISmZzM2cFaE

初期の動画も消してないから遡れば普通に見れますけども、

 

「初期の頃がよかった」って書いた人、これ絶対見てないでしょw

チャンネル登録者20人くらいですよ。

言語とはなんぞや

みなさん。みなみなさん。

新作動画は見ていただけたでしょうか。

のちに、日本のレストアユーチューバーの歴史的な動画と記録される一本です。

 

こういうことはね、胸張ってね、恥ずかしがらずにね、謙遜せずにね、自信満々に堂々と言うべきなのです。

もう不特定多数が見る公に出しちゃってんだからね。その責任がある。

 

英語字幕が入っているものは、これまでもあります。どこのチャンネルだかは分からなくなってしまいましたが、見たことはあります。

ただ、明らかに翻訳アプリ感、あるいは、ただの英検テスト的な文法英訳感が滲み出てしまってて、英語を喋れないわたしが見ても「さすがに、これってどうなん?ちゃんと通じてるの?」と、疑問に感じてしまうものばかりでした。

そういうのが嫌で、そういった英訳字幕を入れたい気持ちはあったけど入れられなかったのです。

一時、人に訳してもらう方向で英語出来るひとにコンタクトとったことがあるんですけど、これもなかなか難しいものがあるんです。

作業技術を、作業技術を理解しようとしてる英語圏の人に伝えるには、作業技術に理解があるひとが訳さないことには、いくら英語が話せたところで、それを理解してもらうように伝えることはできないんですよ。

言語のグループ分けは、言語だけじゃないんです。

専門分野のことを話すには、専門分野の知識があるひと同士じゃないと日本人同士でも話が通じないっていうのはわかりますよね。

つまりはそういうことで、純粋な、言語そのものだけでなく、業界言語というのもあるでしょう。そこに理解のある翻訳を、翻訳アプリはしてくれないんですよ。

うちの動画見てください、アプリの無機質な翻訳じゃない、技術を伝える生きた英語になっているはずです。

それは、ちゃんと、人が手間ひまかけて訳してるからです。

ちゃんと伝わっているのかどうかについては、リアルな英語圏の人たちからのコメントが、その答えだと思います。