クリヤーの劣化

フォードシエラコスワース

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こちらは、ちょうど震災の頃、今から9年前になりますか、その時期にうちで色変え全塗装をしました。

今回、入庫になったのは、塗装の劣化です。

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ボンネット、ルーフ、トランクと上向きのパネルにクリヤー劣化が見られます。

この当時使っていたクリヤーが良くなかったのか、この頃に全塗装した車両では3例目です。

3台とも青空駐車なんですけども、紫外線の影響もありつつ、いずれもここ2年くらいで出ていることからも熱によるダメージが大きいのかなと思ったりします。

この頃使っていたクリヤーは硬化剤比率が10:1のものです。

この当時は、もうすでに、ムラなく塗りやすい一液のベース塗料が主流になってたんですけども、うちでは耐久性も欲しかったので二液のベース塗料を使っていました。クリヤーは硬化剤比率が高いものほど耐久性が上がりますが、ベース塗料が二液を使っていたので同じ硬化剤を使える10:1のクリヤーを使ってたんです。これがイマイチだったようです。現在は一液のベース塗料になりまして、3:1のクリヤーを使っています。

さて、これをどうやって直していきましょうか、というところなんですけども、3例のうち一台は磨きとコーティングで様子見、もう一台は塗装しました。

今回は、また違うやり方で対応してみようと思います。

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クリヤーくすみはじめていますが、剥がれてはいないことから、表面を細いペーパーあてて、新たにクリヤーだけ塗ってみようと思います。

 

さて、どうなる