アイコンの刺しゅう

オンライン、つまりWeb上で、なにがしかの更新というものを17年くらい続けているというのはこのまえ書きました。

それだけ長く続けていますが、今年は明らかに変わったなと感じます。外的な実感もあるし、自分の内面からの感覚の変化もありますね。

これまでは、オンラインではホームページやブログをやってきたんですけども、そのときって、うちのWeb関連を見てたひとって、かなり限られてたように感じます。

なんていうんでしょう、必要なひとが検索してうちのホームページないしブログに辿り着き、そこから入庫につながりますでしょ、なので、「ホームページ見てますよ」とか「ブログ見てます」って言われるのって、うちに仕事を依頼してくるひとだけだったんです。

それが今は、YouTube始めてその辺が変化してきました。

全然、うちのお客さんにならなそうなひとからとか、おもってもいなかったひとからも「YouTube見てるよ」と言われるようになったんです。それどころか友達からは「みんなデリカがどうとか話してくるんだよ、お前のYouTubeみんな見てるぞ」と言われたり。

私、それまで知り合いとか友達とかにホームページ作ったから見てとか、ブログ書いてるから見てなんてことは一言も言ったことがなかったんです。むしろ隠してたくらい。

なんというか、オンラインとオフラインがきっちり分かれてるというか、分けなければいけないという感覚があったんですよね。

なので、ホームページやブログを十何年も続けていながら、プライベートは晒してないし、顔なんてもってのほか人物が写り込んでる画像を一枚たりとも上げたことがなかったんです。

YouTube始めてからは、もう動きのものですからね、自分が映るのは当然で、顔も出てますし、その辺りの感覚が変化してきました。

ただ、作業動画しか上げる気がないので、わざわざ友達と談笑してるとこあげたりはしないですけどね。

それでも、オンラインとオフラインの垣根がどんどん取り払われて融合していくような感覚はあります。

初めから当たり前にSNSがある若い子たちにはわからないんでしょうね、この感覚。アラフィフのおじさんはどうしても便利の裏腹ネット社会は厳しいもんだという感覚の根っこが残っちゃってますから。

 

ところで、ここでも、オンラインとオフラインの融合が。

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オンラインWeb上でアイコンとして使ってる自分で描いたイラストなんですけど、オフラインで実体化。作業服に刺しゅうが入りました。

YouTubeのアイコンがカワイイから刺しゅうしてあげた」と嫁氏。

おおカワイイ!いいじゃん!これ他のも全部に入れて!

「2着目からは有料な」と嫁氏。

えっ、一個いくら?

「一個とかじゃなくてデータ料もあっから、その分も回収すっから」

 

 

おじさんは思い出した。厳しいのはネット社会だけでなく、家庭もだったのだと。