社会保障

「増え続ける社会保障費を賄うために消費増税やむなしだし、低所得者の負担を軽くするためには軽減税率の導入が必要だよ」

 

今回の消費増税に伴う軽減税率により、複数の税率が混在するため、何が何パーで何が何パーなのか、それを明確にしなければ納める税計算が難しくなります。そこで出てくるのが『適格請求書等保存方式』です。これがいわゆるインボイス制度というもの。正式に始まるのは4年後の2023年10月から。

インボイス制度は、フリーランスや売上の低い個人事業主を根こそぎ殲滅していきます。理由は前記事の通りですが、こういう人たちが生きていけなくなるような社会を作って、なにが社会保障でなにが低所得者の負担を軽くなんでしょうか。個人事業主フリーランスが気を病んで社会保障費のお世話になるひとをさらに増やすことにならなければいいですけどね。

そもそも消費税、お金を使いやがったら税金取るからな!ってのがおかしい。不景気になるに決まってる。

お金を使わないなら税金で取るよ!って言えば経済回るでしょ。それが法人税所得税でしょ。

法人税は下げて、庶民の負担になる消費税は上げて、低所得者の為のふりした軽減税率の裏にいるインボイスで小規模経営のひとたちを殲滅して、それでも、社会保障費のためには消費増税はしかたがないんでしょうね。

本末転倒の教科書みたいな税制だ。