ひとを成長させる精神の原動力ってなんだろうと考えると、
野心?
負けず嫌い?
ひとを押しのけての唯我独尊?
全〜部違うと思います。
ひとを成長させる精神って、とどのつまり「サービス精神」だと思うんですよね。
誰かが喜ぶことをするためにどうすればいいか。
これを本気で考えて実践して、尚且つ継続する。このための全ての一連の動作が、結果としてひとを成長させるんじゃないかっていうのが私が普段感じてることです。
足元に線引っ張って、そこからよーいドンで走って、めっちゃ速かったら、見てるひとは「すげー!」ってなります。それって、走ったひとのものというより、走ってるの見てる大勢のひとが喜ぶものだと思うんです。
だから足の速い人が、もっと速くと努力するのは、応援してくれるひとたちを喜ばせたいっていう気持ちだと思うんですよね。もう、その才能からは逃れられません。そこで誰かを楽しませるために足の速いひとはより速く走るために努力するしかないのです。
これって、つまりは、見ているひとたちに対する「サービス精神」だと思うんですよ。
ひとの感じることに自分の行動を寄せるっていうのは、一歩間違えば、「媚びる」ことになりかねませんが、間違いなく自分を成長させる原動力にもなりえる、というか、成長の根源はこの思想しかないんじゃないかとすら思ってます。
ギリギリで難しいのよ、サービス精神をプラスに転じるのは。
ちゃんと己が独立独歩の覚悟がないと、あいだに入ったひとに便利使いされて終わるからね。